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英国映画ざんまい [英国映画]

今年の秋からまた英国映画が豊作。

待ちかねた人も多いであろう『ブリジット・ジョーンズの日記』の
シリーズ最新作があります。ロンドンを舞台に、レネ(ニー)・
ゼルヴィガーとコリン・ファースは一体どうなる!?
と再びやきもきさせられます。

舞台はアメリカですが、
ジュード・ロウとコリン・ファースが
有名作家(映画では新人作家という立場からのスタート)
と名編集者との関係を描いた『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
http://www.best-seller.jp/
ヒュー・グラントとメリル・ストリープが共演する
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』もコメディ要素が
たっぷりの実話ベースのストーリーです。
一般公開は12月ですが、10月の東京国際映画祭には
2人で来日&上映予定だそうなので、早く見たいという人は
これを狙うと良いですね。

s-040.jpg
そして、私の本ですが、11月には発売される予定で、
今追い込みの真っ最中のものがあります。
これは英国のパブリックスクールを取材したもので、
発売が近くなったら少しずつ情報公開していきます。

ライオット・クラブ [英国映画]

暑さと忙しさを言い訳にして申し訳ないのですが、
今更ながらの映画のご紹介です。

「ライオットクラブ」
これは、英国が誇る名門大学、オックスフォード大学の中でも
選ばれしエリート学生のみが入会を許される「ライオット・クラブ」。
彼らの優秀さ、美しさとともに描き出される高慢と醜悪、その果てに
何を起こしたかが描かれる問題作です。

私はこの作品をロンドンで『POSH』というタイトルで見ました。
映像化にあたり、どんなふうになったのか、とても気になっていました。
舞台の英語は私にはハードルが高く、映画は字幕があるので、
わかりやすかったです。
メインキャスト2人のバックグラウンドも、映画はより詳しく描かれて
いたように感じましたし、ロケも美しかったです。
IMG_4881.JPG
上映は、新宿のシネマカリテで、カリテ・ファンタスティック・シネマ・
コレクションという特集上映での上映でした。
上映日によってはゲストのトークが行われるのですが、
私はハリー杉山さんのゲストトークの日に鑑賞しました。
ハリー杉山さんは、卒業生の多くがオックスフォード、ケンブリッジ大学に
進学する超優秀パブリックスクールの出身。
ポッシュ、いわゆるハイソな英国人の上から目線をご存知の立場です。
そのうえ、この映画の撮影にはその学校、ウィンチェスター校も
使われたといいます。その日のトークがここにあるので、
ぜひチェックされると良いと思います。インタビュー内容はこちら。
facebook.com/riotclubjp/

そして、このブログをお読みになってからでは間に合うかわかりませんが、
明日8月19日の10amがこの特集上映の最終上映です。
でも、このプログラムは毎度満席状態が続いたようなので、
DVD化されるのではないでしょうか。出たら私も購入したいです。
実は、年内に発売予定の単行本は、オックスブリッジ進学者の多い、
パブリックスクール関連本なので、いろいろと思うところもありました。

この夏以降、英国映画も興味深いものが。
上映中の『ハイ・ライズ』はトム・ヒドルストン主演。
ある高級マンションの住人たちのマウンティング…こちらも
ある種の階級闘争が描かれます。
原作は英国人SF作家、JGバラード。

英国の女性作家で日本人にも人気の高い、
ジェーン・オースティンの名作を、驚くようなアレンジにした
『高慢と偏見とゾンビ』も公開待機中。
タイトルからわかるように、『高慢と偏見』が
モティーフなのですが、物語が描かれる世界には、
ゾンビが蔓延していて、姉妹はカンフーでゾンビを
なぎ倒すというすごい世界。
それでいて、ミスター・ダーシーとの恋も進行するのです。
そんな展開ではありますが、見ていてスカッとします。
おすすめです。

シャーロック・ホームズ [英国映画]

先月、ブログを更新したつもりが、上手くいかず、
年明けのご挨拶がおくれてしまいました。
見捨てず読んでくださる方がいらっしゃるとうれしいのですが。

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この春は、ホームズ・ファンにはおまちかねの映画が2本立て続けに
公開になりますね。
すでに1本は公開中の『シャーロック 忌まわしき花嫁」
公開はされていますが、ネタばれはしません。
ベネディクト・カンバーバッチとマーティー・フリーマンのコンビが
ヴィクトリア時代で難事件を解決するというもの。
携帯も、PCも、最先端の鑑識操作もない時代に
シャーロックの頭脳がどんな捜査をするのか見ものです。
そしてもうひとつ、ヴィクトリアンファッションも!
ひげにトップハットの男性が闊歩していた時代の彼らのオシャレにも
要注目。個人的には、ジョンは、現代ファッションよりもヴィクトリアンの
方が格好良いと感じているのですが・・・。
テレビ版を見ていた型なら「おお!」と思う展開もばっちり
入っているのでおさらいしてから見ると良いと思います。

そしてもう一本は『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』。
こちらは90歳を超え、いわば隠居中の老ホームズが、過去の未解決事件に
取り組むというお話です。
今までに映像化されたことのないタイプのホームズを見ることが出来ます。
美しい海辺の町で、蜂を飼い、家政婦の息子『10歳!)を相棒に
記憶を辿ってゆきます。
こちらは、足腰も弱くなり、記憶もおぼろげなホームズの姿が
描き出されるので、少々寂しく感じるファンもいるかもしれませんが、
日本訪問のエピソードや、少年との交流、美しい英国のカントリーサイドの
風景などもあいまって、見事に織り上げたタペストリーのようです。
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追憶と、踊りながら [英国映画]

『追憶と、踊りながら』は、ロンドンを舞台にした
インディペンデント系の映画作品です。
ストーリーなどはこちら。
http://www.moviola.jp/tsuioku/


規模の小さい、ローバジェットの作品ながら、
ロンドンそして英国の抱える問題、
特定の国でなくても起こりうる親子間の問題や老人問題など
さまざまな事柄に触れながら、
喪失、孤独、それぞれの生き方を描いている作品です。
こう書くと社会派の堅苦しい映画のようですが、
ゆるやかなリズムと美しく儚い映像にひきつけられてゆきます。
町の片隅に、こんな人たちが悩み戸惑いながら
暮しているんだなあと思うと、切なくなります。

中でも監督自身が同性愛者で、同様にカミングアウトした
英国人俳優ベン・ウィショーがゲイの青年役で出演しているので、
さりげないしぐさに真実味があります。

ホン・カウ監督にインタビューする機会がありました。
映画では、ベンと恋人役の青年のラブシーンがあるのですが、
監督が非常に細かく演出したと語っていました。
こんなことまで指定されているのか、とびっくりしたこともありました。
また、そのシーンでの声についてはベンの提案で、トーンを落とし、
それが非常に合っていたそうです。

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監督はベンとその恋人のラブシーンはとても重要だと考えていて、
3回でてくるのですが、本当はもっと多く入れたかったそうです。
今まで私が見た映画の中での男性同士のラブシーンでは
いちばんナチュラルで美しく感じました。

また、作品では素人に近い新人から超ベテランまで演技経験というか
俳優としてかなりの格差があri,
理解できる言語も異なるキャストが揃っていたため、
演技指導はちょっと変わっていたようです。
相手に合わせて中国語だったり、英語だったり、
さらに紙にメモを書いてそっと渡したり。
そんなことができたのも、複数の言語をあやつれる監督ならでは。
いろいろな質問に真摯に答えてくれる監督とお会いして、
より映画が大好きになりました。

博士と彼女のセオリー [英国映画]

今年は英国映画により注目が集まる予感。

その皮切りになりそうなのが、『博士と彼女のセオリー』。
これは現代宇宙論に大きな影響を与えた、
天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた作品です。

私達は、難病と戦いながら驚くべき頭脳の持ち主である
ホーキング博士の姿しか思い浮かばないけれども、
この映画は博士がまだ大学院で学んでいた時代から、
妻ジェーンとの出会い、
脳の命令が神経に伝わらなくなるニューロン疾患という
難病に冒され、徐々に体の自由がきかなくなっていくさま、
その間博士号の取得、ジェーンとの結婚、妻の妊娠、余命宣告
さまざまな出来事が彼の前にかわるがわるやってくる。

苦しいことを次々と踏み越えてゆくホーキング博士と
強い愛をもって彼をサポートするジェーンの
パワーに脱帽する。
博士に扮するエディ・レッドメインは、イートン校からケンブリッジ大学に
進んだエリートで、学部は違えど博士の後輩にあたる。
その彼の少年ぽさの残る学院生時代の姿から、
病気の進行具合によって変化していく表情や動きの描写にも
圧倒される。

見どころは博士、そして妻ジェーンの
人生との向き合い方なのだけれど、他にも英国ファンなら
興味深いエピソードがいくつもある。

教授の舌を巻くホーキングの発想と知性が生まれた
場所は、彼が在学していたケンブリッジ大学。
ロケの多くは大学とケンブリッジの街で撮影された。

1960年代だからなのか、大学での彼らの
滋味ながらもシックな装い。
ケンブリッジ名物のパントのシーンも出てくる。

私はこのパントが大好き。大学内を流れる川を、
棒を操りながらボートでめぐるのだけれど、
両岸には柳の木、そして大学の建物が。
そんなところにも興味を持って見ることができる作品です。

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以前訪れたケンブリッジ大学でのパント体験。




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