So-net無料ブログ作成

ハリー杉山さん [英国]

新刊『美しき英国パブリック・スクール』が出版され、
今年の肩の荷が下りた、という感じです。
この本の取材は、一昨年まずパブリック・スクールに留学、卒業した
日本人の方々にお話を聞くことから始まり、昨年はアポイントをとって
いくつかのパブリック・スクールの取材旅行に出ました。
今年に入って、どうしても先に仕上げなければならない
『戦国甲冑武者のいでたち』の編集作業を4月に終えてから、
本書に取り組みました。

英国で取材がかなわなかった学校については卒業生と
在学生の父兄に対面、電話、メールなどでお話を伺いました。
そのなかで、皆さんもご存知であろう方がいます。

タレント、モデル、情報番組のレポーターやナビゲーターなど、
広く活躍されているハリー杉山さんです。
s-ハリーIMG_5561.jpg

ハリーさんは、超難関のパブリック・スクール、ウィンチェスター出身。
日本の芸能界で、パブリックスクールについて語れるのは彼しかいない!
と、2度のアタックで(1度目は担当編集さんが連絡するも撃沈、
2度目は英国大使館でのイベントに参加したとき、ゲストでいらしていた
ハリーさんに突撃して直談判したのです。取材を受けてほしいと)
取材を受けていただけることになりました。

ウィンチェスターは、日本でおそらくいちばん有名なパブリック・スクール、
イートンよりも歴史が古く、イートンはウィンチェスターにならって
創立したと言われているほど由緒ある学校。学力も、イングランドの
中でザ・ナインと呼ばれるトップクラス中のトップの学校のひとつ。

ハリーさん自身、プランタジネット朝の第5代イングランド王エドワード1世の
子孫という驚きのルーツを持つ方なので、取材相手としてもまさに
理想的でした。

本書のことも気にかけてくださっていて、とてもうれしく思いました。
先日、ハリーさんが渋谷にある「モナーク・カップケーキ」に
現れ、お店の販促(お客様対応。ツーショット写真を撮ったり)
をされていました。
私は取材後、出版のお礼を直接伝える機会がなかったので、
お客さんの列に並び、ツーショットのかわりに、ハリーさんの
インタビューの載った本で撮影させていただきました。
IMG_5559.JPG

IMG_5558.JPG
モナーク・カップケーキはロンドンで人気のケーキ屋
さんの日本支店です。

私は参加したことはないのですが、ハリーさんは、ファンと
直接おしゃべりしたりできる機会を時々設けていて、
フリーマーケットに参加したり、クリスマスディナーをしたり。
サービス精神も旺盛、気さくでいて、スマートな対応。
こういうところもパブリック・スクール仕込みなのかもしれないなあ
と感心しました。



「美しき英国パブリック・スクール」その前に [英国]

いよいよ来週『美しき英国パブリック・スクール』が発売されます。
s-003.jpg

先月末で最後の修正作業は終わっているのですが…。

まず本を読まれる方に少し説明をさせていただきます。
別の日付のブログでも書いたのですが、ここ数年で
パブリック・スクールへの取材のハードルがぐんと上がりました。

今回の本は、学校を訪問して取材できたのが5校(うちハロウは、
生徒のいない間に重要な建物の撮影のみOK)でした。
英国のパブリック・スクールとして、日本人に一番認知度の高い
イートンは取材申請を何度か行ったのですが、取材はかなわず。
一般が見学できるミュージアム(といってもごく限られた期間内)も、
昨年の取材時にはクローズしていました。
イートンについては『英国男子制服コレクション』
『2度目からのロンドン・ガイド』でも書きました。
今回は間接取材として、卒業生ふたりにインタビューをしました。

ひとりは現役のクラシック・ヴァイオリニスト。
もう一人はベンチャー起業家です。
特に後者のインタビューは、学内の驚きの情報が詰まっていて
大変面白い内容です。

同じく学校取材はできませんでしたが、ハリー杉山さんが語る
ウィンチェスター・カレッジのエピソードも名門英国男子校の青春、
という内容です。名門のプライド、ジェントルマンへの道のりの
スタートがこういった学校なのかも、と思わせてくれます。

学校取材で在校生インタビューをしたときは、先生が同席
しているため、話が脱線せずちょっと物足りないお話になって
しまいましたが、卒業生が思い出として語る話は、パブリック・スクールに
興味をもつ人にはたまらないものがあるはずです。

ハロウ・スクールは、先生、生徒にお話を聞けなかったので
(以前別の本で取材したときは、校内を先生が案内してくれ、
卒業直後のOBがお話を聞かせてくれたのですが)、在校生の
ご家族にお話を聞くというちょっと変則的なパターンで、
学校のシステムやルールなどを聞きました。

本の出版元、太田出版のサイトや表紙で、
もしかしたらすべてが同じ条件で取材されていると
思われた方がもしかするといるかもしれませんが、
学校ごとに違うアプローチで紹介しています。
そのあたり、ご理解いただけると嬉しいです。

また、それぞれの学校にはウェブサイトがありますが、
そこには書いていないこと、そこを読んだだけではわからないこと
などを本で紹介しています。

発売後、本に未掲載の画像やエピソードなど、
可能な範囲でこちらに紹介していこうかと思います。

美しき英国パブリック・スクール

私の新刊『美しき英国パブリック・スクール』情報が、
版元とアマゾンで公開になりました。

実はこのブログを書いている時点ではまだあれこれ作業中ですが、
アマゾンなどネット書店では予約を開始しました。
一般書店さんでも太田出版の『美しき英国パブリック・スクール』
と伝えれば予約できます。

英国については、今までも取材をしてきましたが、
パブリック・スクールをテーマにしようと決めた時、
いろいろ考えました。今までもアカデミックなアプローチで
新書などで紹介されていましたが、私が知りたかったのは、
シンプルだけれど、意外と情報の少ない事柄。

例えば、
・寮の中はどうなっているのか?
・13歳からの寮生活で不自由はないのか?
・授業の様子はどうなのか?
・王族が通い、有名人が生まれるパブリック・スクールはどう特別なのか?

といったシンプルな疑問から始まりました。そしてシンプルな形=ヴィジュアル
中心に紹介する形にしたいと思いました。

そのためには、学校を実際に訪問し、撮影許可を得ることが最初の難関でした。
以前も、パブリック・スクールに実際訪れて取材をしたことはありますが、
テーマが制服だったためか、学校生活に踏み込むことなく取材できた
ことと、7年くらい前の当時はセキュリティの面も比較的穏やかでした。

今回はそのあたりが難しく、希望が通らないパブリック・スクールもありました。
ですが、取材許可の下りた学校では生徒へのインタビューから、朝礼の様子、
寮の部屋(寮は、個室も共同部屋も、生徒が部屋にいなくても先生の権限で
入室できるのです)、ダイニングホールでの食事の様子も取材できました。
日々、こんな場所でこんな学生生活を送っているのか!というのが
ヴィジュアルでわかります。
もちろん限られた取材時間を、ものすごい急ぎ足で行うのですが、
やはりスケールに圧倒され、優秀な生徒に感心し、学校の持つ伝統や誇りを
実感しました。すべての生徒ではないにしろそこにいる生徒自身、
そして卒業生の多くもそれを実感しているようでした。
自分が何者かを、何者になるべきかを考える場所だと。

本の売り出し文句として
「理想の英国男子はここで生まれていた」というキャッチコピーについて、
一部ご批判があったようです。これは出版社の方がつけてくれた言葉で、
私自身がダイレクトに書いたわけではないのです。
ただ、わかりやすい例として本にはそれを形成するキーワードがあります。
あるパブリック・スクールには「マナーが紳士をつくる」という
学校のモットーがあり、卒業生はそれを誇りにしています。
これは映画『キングスマン』にも出てくるセリフです。

解釈はいろいろありますので、受け止め方は人それぞれです。
以前にやはり「英国制服本に載せるなら全員白人男子にすべき」
という意見もありましたが、それについて異論も反論もしませんでした。

今回本の中でインタビューを受けてくれたパブリック・スクール卒業生は
くしくも、アジア人、アジア人とのミックス、ほかのヨーロッパ人との
ミックスという3人でしたが、それぞれ自分の卒業した
パブリック・スクールを誇りに思う聡明でスマートな英国紳士でした。
私にはそう感じられました。
あの学校があったからこそ、今の自分があった、とも彼らは話してくれました。
それが、あの言葉の裏にあると思ってほしいですが、
そのインタビューはかなり興味深い内容になっているので、ぜひお読みいただきたいです。
発売後、こぼれ話をぽつぽつご紹介していく予定です。

s-042.jpg
寮生たちのリヴィングルーム、コモンルームと呼ばれる部屋。


s-001.jpg
上記とは別の学校の外観


美しきパブリック・スクール [英国]

以前よりほのめかしてはいましたが、新刊告知の時期について、
編集さんに確認しないでいたら、
Amazonにもう、予約受付ページが出来ていました。
www.amazon.co.jp/dp/4778315464

s-031.jpg

タイトルは『美しき英国パブリック・スクール』、11月末の発売予定です。
昨年初めから準備を始めて、初夏に取材はしていたのですが、
今年どうしても『戦国甲冑武者のいでたち』を先に発行しなければ
ならず、予定より約半年遅れてしまいました。

まだ本は完成していないので、あまり情報は出せませんが、
昨夏パブリック・スクール4校を直接訪問、個人的な見学も2校してきました。
パブリック・スクールの生徒たちってどんな子?
数百年の歴史ある学校はどんな?
寮の中はどうなってるの?
といった、英国パブリック・スクールに興味を持った人なら、
覗いてみたい世界を、ビジュアルでばっちり収めてあります。

英国のパブリック・スクールについては、アカデミックに
論じられた本、教育制度について解説された本などは
たくさんありますが、それよりもっとシンプルな好奇心に応えるような本です。

個人的には、卒業生のインタビューがとても面白く興味深いもの
だったので、本でじっくり読んでいただきたいなと思います。


英国映画ざんまい [英国映画]

今年の秋からまた英国映画が豊作。

待ちかねた人も多いであろう『ブリジット・ジョーンズの日記』の
シリーズ最新作があります。ロンドンを舞台に、レネ(ニー)・
ゼルヴィガーとコリン・ファースは一体どうなる!?
と再びやきもきさせられます。

舞台はアメリカですが、
ジュード・ロウとコリン・ファースが
有名作家(映画では新人作家という立場からのスタート)
と名編集者との関係を描いた『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
http://www.best-seller.jp/
ヒュー・グラントとメリル・ストリープが共演する
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』もコメディ要素が
たっぷりの実話ベースのストーリーです。
一般公開は12月ですが、10月の東京国際映画祭には
2人で来日&上映予定だそうなので、早く見たいという人は
これを狙うと良いですね。

s-040.jpg
そして、私の本ですが、11月には発売される予定で、
今追い込みの真っ最中のものがあります。
これは英国のパブリックスクールを取材したもので、
発売が近くなったら少しずつ情報公開していきます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。