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ピーター・ラビットと春の英国映画 [英国映画]

地域によってはもう桜も散り始めました。
花粉症は辛いですが、もうすっかり春です。
さて、この春は英国映画が豊作です。

すでに公開になった『ウインストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は、
アカデミー賞で主演男優賞をゲイリー・オールドマンが受賞。
日本人の辻一弘さんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したことでも
話題を呼びました。

4月、5月もさまざまなタイプの英国映画が公開されます。
まず、『ロンドン、人生はじめます』が4月公開。
http://www.synca.jp/london/
これは、ロンドンの高級住宅地ハムステッドに暮らす熟年女性が、
夫の死後、ひょんなことから近くの公園に住む不思議な男と
恋をするようになるというお話。
ダイアン・キートン扮するヒロインは、上っ面だけの近所づきあい、
とりつくろわなければならない経済的ピンチなど、ストレスが溜まる
ことばかり。そこに現れたのが、自然豊かなハムステッド・ヒースに勝手に
小屋を立て、自給自足で暮らすドナルド(ブレンダン・グリーソン)。
まるで異なる環境に暮らしてきたふたりの恋のゆくえがどうなるかは見てのお楽しみ。

そしてロンドンの隠れたリラックス・スポットがこの映画の舞台なのが
また良いのです。
ハムステッドは、ハイストリートには品の良いお店がならび、
その中のひとつ、ホーリー・ブッシュというパブはフードも美味(私も
行ったことがありますが、内装も素敵です)で、
お昼にはすぐ満員になってしまうほどです。
その一方でドナルドが暮らす設定のハムステッド・ヒースは、
いってみれば自然公園の趣。林や緑地が広がる、ハイドパークやケンジントン
パークとはまた雰囲気の違う癒しの場所です。
機会があったらお天気の良い日、ピクニックにお勧めしたい場所です。
映画をみてからならより一層素敵に感じるかもしれません。

5月にはあの『ピーター・ラビット』が実写版となって公開されます。
http://www.peterrabbit-movie.jp
IMG_9526.jpg
青い上着を着たピーターが、お隣のマクレガーさんの野菜畑で繰り広げる
アクション・シーンが見ごたえありです。
想像以上にアクティヴにかけまわる、時には度を超すほどにやんちゃな
ピーターにびっくりしました。
ぴーたーのお父さんのショッキングなシーンも、よい子たちに配慮しつつも、
さらっと描いていたりもしつつ、マクレガーさんの「ハロッズ」(もちろん
ロンドンのあのデパートです!)勤務だった
息子と臨家の絵描きの女性のラブロマンス(?)も盛り込んだりするなど、
ビアトリクス・ポターの生み出したキャラクターに、現代的なアレンジを加えた
ピーター・ラビットは一見の価値ありです。
ちょっとびっくりしてしまうくらい、スピーディーでハチャメチャなシーンがいくつか
ありますが、子供から大人まで楽しく見られる作品になりました。
個人的には「こねこのトム」も登場させてもらいたかった…。

そしてもう1本。1950年代のロンドンを舞台としたファッショナブルな映画が
『ファントム・スレッド』。
http://phantomthread.jp/
IMG_9525.jpg
ジェレミー・アイアンズ扮するオートクチュールの仕立て屋レイノルズは、
ウエイトレスのノルマと知り合う。彼女をフィッティングモデルに、
豪華なドレスを次々と生み出してゆく。
そしてふたりはやがて結婚するが…。
孤独で、日々を細かいところまで自分流を貫き、人生をドレス作りに
捧げるレイノルズだったが、
若いアルマは黙って従うだけの女ではなかった。
不思議な愛の駆け引きと、
強いプライドを持つ男の仕事ぶりを絡めつつスリリングに描いた作品。
社交界の裏側をのぞき見気分で眺められ、上品で計算された
美しいドレス、レイノルズのスーツの着こなしなども堪能できる。
レイノルズがこだわるあれこれ(食事のメニューとか、身だしなみとか)が
英国的なものに思えて、とても興味深いのです。
朝食にウエリッシュ・レアビット(ウェールズのローカル料理)を
細かくもったいぶってオーダーするシーンなど思わず凝視してしまいました。


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ウィンストン・チャーチル [英国映画]

仕事がドタバタしていて、2月はまったく更新ができずすみません。

さて、アカデミー賞はここのところ、英国俳優の受賞が毎回気になります。
今回は、ゲイリー・オールドマンが主演男優賞を受賞しました。
『ウインストン・チャーチル』
http://churchill-movie.jp/
そして、見事な特殊メイクで日本人の辻さんが受賞したのも話題になりました。

チャーチル首相は、英国のパブリック・スクールでイートンと並ぶ名門校の出身です。
彼の父はイートン出身だそうです。
チャーチルは学校の誇りで、5年ごとに行われる『チャーチル・ソングス』と
いう彼を記念した音楽イベントがあのロイヤルアルバートホールで行われています。
学校にはもちろん、彼の写真が飾られています。

でも、実はチャーチルは学生時代は成績がかなり悪く、
危うく退学になりそうだったほどです。
学業がダメだったせいか?大学へは進まず、陸軍士官学校に入学したのですが、
それもストレートでとはいかなかったのです。

でも、彼は野心家で、行動力・決断力もあり、情に厚く、
英国の首相の中では誰よりもインパクトが強く、
愛された首相だったのです。

映画の中では激しく熱弁をふるう姿が印象に残りますが、
動物好きで、邸宅には犬や猫の墓があり、
愛猫ジョック亡き後も、同じ色(マーマレード色)の
猫にジョックと名付けてずっと飼うよう言い残したという
エピソードが私は大好きです。
このエピソードと邸宅チャートウェルについて
昔著書に書くため、訪れたことを思い出します。
一般人にも公開されているので、観光客も見ることができます。
運が良ければジョックにも会えるかもしれません。

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英国映画ざんまい [英国映画]

今年の秋からまた英国映画が豊作。

待ちかねた人も多いであろう『ブリジット・ジョーンズの日記』の
シリーズ最新作があります。ロンドンを舞台に、レネ(ニー)・
ゼルヴィガーとコリン・ファースは一体どうなる!?
と再びやきもきさせられます。

舞台はアメリカですが、
ジュード・ロウとコリン・ファースが
有名作家(映画では新人作家という立場からのスタート)
と名編集者との関係を描いた『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
http://www.best-seller.jp/
ヒュー・グラントとメリル・ストリープが共演する
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』もコメディ要素が
たっぷりの実話ベースのストーリーです。
一般公開は12月ですが、10月の東京国際映画祭には
2人で来日&上映予定だそうなので、早く見たいという人は
これを狙うと良いですね。

s-040.jpg
そして、私の本ですが、11月には発売される予定で、
今追い込みの真っ最中のものがあります。
これは英国のパブリックスクールを取材したもので、
発売が近くなったら少しずつ情報公開していきます。

ライオット・クラブ [英国映画]

暑さと忙しさを言い訳にして申し訳ないのですが、
今更ながらの映画のご紹介です。

「ライオットクラブ」
これは、英国が誇る名門大学、オックスフォード大学の中でも
選ばれしエリート学生のみが入会を許される「ライオット・クラブ」。
彼らの優秀さ、美しさとともに描き出される高慢と醜悪、その果てに
何を起こしたかが描かれる問題作です。

私はこの作品をロンドンで『POSH』というタイトルで見ました。
映像化にあたり、どんなふうになったのか、とても気になっていました。
舞台の英語は私にはハードルが高く、映画は字幕があるので、
わかりやすかったです。
メインキャスト2人のバックグラウンドも、映画はより詳しく描かれて
いたように感じましたし、ロケも美しかったです。
IMG_4881.JPG
上映は、新宿のシネマカリテで、カリテ・ファンタスティック・シネマ・
コレクションという特集上映での上映でした。
上映日によってはゲストのトークが行われるのですが、
私はハリー杉山さんのゲストトークの日に鑑賞しました。
ハリー杉山さんは、卒業生の多くがオックスフォード、ケンブリッジ大学に
進学する超優秀パブリックスクールの出身。
ポッシュ、いわゆるハイソな英国人の上から目線をご存知の立場です。
そのうえ、この映画の撮影にはその学校、ウィンチェスター校も
使われたといいます。その日のトークがここにあるので、
ぜひチェックされると良いと思います。インタビュー内容はこちら。
facebook.com/riotclubjp/

そして、このブログをお読みになってからでは間に合うかわかりませんが、
明日8月19日の10amがこの特集上映の最終上映です。
でも、このプログラムは毎度満席状態が続いたようなので、
DVD化されるのではないでしょうか。出たら私も購入したいです。
実は、年内に発売予定の単行本は、オックスブリッジ進学者の多い、
パブリックスクール関連本なので、いろいろと思うところもありました。

この夏以降、英国映画も興味深いものが。
上映中の『ハイ・ライズ』はトム・ヒドルストン主演。
ある高級マンションの住人たちのマウンティング…こちらも
ある種の階級闘争が描かれます。
原作は英国人SF作家、JGバラード。

英国の女性作家で日本人にも人気の高い、
ジェーン・オースティンの名作を、驚くようなアレンジにした
『高慢と偏見とゾンビ』も公開待機中。
タイトルからわかるように、『高慢と偏見』が
モティーフなのですが、物語が描かれる世界には、
ゾンビが蔓延していて、姉妹はカンフーでゾンビを
なぎ倒すというすごい世界。
それでいて、ミスター・ダーシーとの恋も進行するのです。
そんな展開ではありますが、見ていてスカッとします。
おすすめです。

シャーロック・ホームズ [英国映画]

先月、ブログを更新したつもりが、上手くいかず、
年明けのご挨拶がおくれてしまいました。
見捨てず読んでくださる方がいらっしゃるとうれしいのですが。

IMG_4127.JPG

この春は、ホームズ・ファンにはおまちかねの映画が2本立て続けに
公開になりますね。
すでに1本は公開中の『シャーロック 忌まわしき花嫁」
公開はされていますが、ネタばれはしません。
ベネディクト・カンバーバッチとマーティー・フリーマンのコンビが
ヴィクトリア時代で難事件を解決するというもの。
携帯も、PCも、最先端の鑑識操作もない時代に
シャーロックの頭脳がどんな捜査をするのか見ものです。
そしてもうひとつ、ヴィクトリアンファッションも!
ひげにトップハットの男性が闊歩していた時代の彼らのオシャレにも
要注目。個人的には、ジョンは、現代ファッションよりもヴィクトリアンの
方が格好良いと感じているのですが・・・。
テレビ版を見ていた型なら「おお!」と思う展開もばっちり
入っているのでおさらいしてから見ると良いと思います。

そしてもう一本は『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』。
こちらは90歳を超え、いわば隠居中の老ホームズが、過去の未解決事件に
取り組むというお話です。
今までに映像化されたことのないタイプのホームズを見ることが出来ます。
美しい海辺の町で、蜂を飼い、家政婦の息子『10歳!)を相棒に
記憶を辿ってゆきます。
こちらは、足腰も弱くなり、記憶もおぼろげなホームズの姿が
描き出されるので、少々寂しく感じるファンもいるかもしれませんが、
日本訪問のエピソードや、少年との交流、美しい英国のカントリーサイドの
風景などもあいまって、見事に織り上げたタペストリーのようです。
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