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ウィンストン・チャーチル [英国映画]

仕事がドタバタしていて、2月はまったく更新ができずすみません。

さて、アカデミー賞はここのところ、英国俳優の受賞が毎回気になります。
今回は、ゲイリー・オールドマンが主演男優賞を受賞しました。
『ウインストン・チャーチル』
http://churchill-movie.jp/
そして、見事な特殊メイクで日本人の辻さんが受賞したのも話題になりました。

チャーチル首相は、英国のパブリック・スクールでイートンと並ぶ名門校の出身です。
彼の父はイートン出身だそうです。
チャーチルは学校の誇りで、5年ごとに行われる『チャーチル・ソングス』と
いう彼を記念した音楽イベントがあのロイヤルアルバートホールで行われています。
学校にはもちろん、彼の写真が飾られています。

でも、実はチャーチルは学生時代は成績がかなり悪く、
危うく退学になりそうだったほどです。
学業がダメだったせいか?大学へは進まず、陸軍士官学校に入学したのですが、
それもストレートでとはいかなかったのです。

でも、彼は野心家で、行動力・決断力もあり、情に厚く、
英国の首相の中では誰よりもインパクトが強く、
愛された首相だったのです。

映画の中では激しく熱弁をふるう姿が印象に残りますが、
動物好きで、邸宅には犬や猫の墓があり、
愛猫ジョック亡き後も、同じ色(マーマレード色)の
猫にジョックと名付けてずっと飼うよう言い残したという
エピソードが私は大好きです。
このエピソードと邸宅チャートウェルについて
昔著書に書くため、訪れたことを思い出します。
一般人にも公開されているので、観光客も見ることができます。
運が良ければジョックにも会えるかもしれません。

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オリエント急行と新春映画

のんびりブログにお付き合いくださっているみなさま。
どうもありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
IMG_8678.jpg

年末年始、素敵な英国映画がずらり。
すでに公開されているケネス・ブラナー監督版
『オリエント急行殺人事件』はご覧になりましたか?
私は6年くらい前に『英国の鉄道員の制服』という本を作るにあたり、
オリエント急行に乗ってスタッフを取材しました。
IMG_8836.jpg
私が乗ったのは日帰り英国内旅行でしたが、
映画では大陸を寝台付きの車両のあるゴージャス版です。
もちろん映画仕様で、時代も7~80年ほど前の設定ですが…。

映画を見てオリエント急行に乗ってみたいなあと
思った方もいらっしゃると思います。
オリエント急行は確かにちょっと予算に余裕が必要ですが、
日帰りでしたら、今も300ポンドを切るコースがあります。
午前中にあのクラシックで素敵なインテリアの車両に乗り込むとすぐ、
制服に身を包んだスチュワードがカクテルを出してくれ、
列車が動き出せば、車窓からの眺めを楽しみつつブランチ。
日帰りの目的地はいくつかありますが、駅にバスが待っていて
くれて、歴史的スポットに案内してくれます。
再び車内に戻るとちょっと早いディナーが始まります。
食事は味も素晴らしく、サービスも高級ホテルのウェイター
かそれ以上のスマートさ。
人気ミュージカルのS席と、レストランのディナーを
諦めればオリエント急行で過ごす思い出深い1日を
過ごせることをお約束します。
IMG_8837.jpg

映画を見たあと乗車する機会があればきっと何倍も楽しめると思います。

そして1月5日公開のスーツ姿のアクションがかっこいい、
『キングスマン2』。
舞台がずっと英国じゃないのがちょっと残念ですが、
下町のお兄ちゃんだったエグジー(タロン・エガートン/エジャトン)が
すっかり紳士ぶりが板について、アクションもキレキレに。
コリン・ファースも復活し、アメリカの秘密組織ステーツマンと
協力関係を持ちつつ活躍するアクション。
詳しく説明する必要はなく、キャスト、ファッション、
アクション、ディテールをひたすら味わい楽しみたい映画です。

中旬にはあのパディントンも続編『パディントン2』が公開になります。
ロンドンに行ったことのある人ならおっ?と思うロケ地や、
ミュージカルテイストも感じられるカラフルなシーン、
さらにハラハラドキドキするような、サスペンスや
アクションもあるという盛りだくさんな内容。

この3本の映画で、新年は楽しく過ごせます。

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英国王室ゆかりのケーキ [英国 食]

英国旅行で見かけてはいたのですが、
結構ド派手な色なので、今まで敬遠気味で味わったことのない
ケーキがあります。それが「バッテンバーグ・ケーキ」です。
ピンクと黄色のモザイク、市松模様。茶色っぽいお菓子がメインの
英国の伝統菓子の中では珍しく華やかな雰囲気をまとっています。

最近はインスタ映えするはっきりした色やパステルカラーの
お菓子が人気なので、抵抗がない人もいるかとは思います。
でも英国で派手(というか毒々しい色)のケーキはたいてい
予想以上に甘く、私には食べきれないのが現実なのです。
ロンドンではやりのファンシーなカップケーキしかり、です。

先日、知人に誘われて11月24日に東京・田園調布に開店する
ラ・フェット
http://lafete.jp/
というお店のケーキの試食会に行ってきました。
このお店は世界の祝祭菓子を扱うという、珍しいコンセプトの
パティスリーです。
ここで買える英国菓子が「バッテンバーグ・ケーキ」。
一説によると、ヴィクトリア女王の孫娘と英国貴族
ルイス・アレグザンダー・マウントバッテンの結婚を記念して
作られたケーキだそうです。
ドイツのバッテンブルク家の血を引くルイスは後に
マウントバッテンと家名を変更しますが、そのあたりに
このケーキの名前の由来があるようです。
真偽については微妙のようですが、英国ではポピュラーなお菓子なのです。

さて、ラ・フェットのバッテンバーグケーキは、
英国の伝統菓子のスタイルを保ちながらも、
味はケーキ好きの人たちの舌を十分に満足させる
上品な仕上がり。
ピスタチオとフランボワーズで色付けした
二色の市松模様というかモザイク柄のスポンジ部分は
程よい甘み。それを覆うマジパンも
分厚くないため甘ったるさは感じず、マジパンとスポンジの
間にはうっすらとバタークリームが敷かれていて、
繊細な甘さの層が生まれています。
IMG_8495.jpg

英国菓子は、どちらかというと、どっしり重く、甘く、
色は茶色っぽいもののイメージが強いのですが、
バッテンバーグ・ケーキは見た目からそれとは異なり、
さらにこのお店のアレンジが万人に受け入れられる味になったという感じ。
アフタヌーンティーの一品に加えると華やかでいいかも。

お店では一切れ単位でも買えるそうです。
他にもフランスやイタリア、スペインなどの祝祭菓子が
可愛らしい一口サイズで揃っているので、興味がある人は
いろいろ試すのにもピッタリ。どれもおいしいですけれど。
IMG_8494.jpg


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英国映画『人生はシネマティック!』 [映画]

妙な天候だった今年の夏。
やっと秋らしくなってきました。
http://jinsei-cinema.jp/
今回はこの秋から公開の英国映画をご紹介します。
まず1本目は『人生はシネマティック!』。
第二次大戦下のロンドンで、国民の士気を上げるための
プロパガンダ映画の脚本担当に抜擢された女性の姿を
描いた作品です。

映画といっても、そういう目的があるので政府の
お眼鏡にかなわねばならず、さらにはベテラン俳優の要求、
突然キャスティングされた演技経験ゼロのハンサムな空軍大尉
への対応など苦労の連続。
もちろん戦時下なので、周囲の人々が空襲の被害にあったりも
します。
本当に映画は完成するのか、そんな中芽生えた恋はどうなるのか?
笑いあり涙あり、そして戦時下の様子も盛り込まれた
見どころたっぷりの素敵な作品です。

個人的に大好きな役者、ビル・ナイが
プライドの高い落ち目の俳優役で登場するのですが、
登場人物の中でいちばんお洒落。
そして歌も披露(スコットランド民謡とされている、
Will you(yeとも表記) go,Lassie go?
という歌を歌っているのですが、
これがまたいい味を出しているのです。

11月11日からの公開です。おススメです。


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ロンドン・ボーイ、ジェイコブ・コリアー [英国]

私がここ3年くらい、注目し、来日するごとに
公演を楽しみにしているアーティストがいます。
JC.jpg

それが、ロンドン出身のジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)です。
最近ではNHKの「あさイチ」にも出演したので、ご覧になった方もいらっしゃるかも。
以前からyoutubeで、一人でアカペラの多重録音をアップして
話題になっていました。
アカペラだけだったら、そんなに入れ込まなかったのですが、
ピアノやその他の楽器の多重録音、そして編曲のセンスの良さに
脱帽して、以来大ファンに。
彼の自宅の部屋をそのまま舞台に移したというステージ
(ピアノ、キーボードをメインい、ベースやギター、
ドラム、パーカッションで円陣を組むようにセッティング)。
楽器のあいだを飛び回るように演奏し、歌い、背景は彼の
演奏姿をキャプチャーして流します。
そのすべてがその場でレコーディングされ、重ねられてゆくのです。

キャラクターは天真爛漫なイメージですが、ステージはタイミングが
狂ったら大惨事になりかねない、秒刻みのもの、頭が切れるというかカンが良いというか。
常に動き、音楽の喜びを表現し、観客にそれを感じさせてくれる、
音楽の申し子みたいな存在です。そして愛されキャラで、ハービー・ハンコックら、
大物ジャズミュージシャンに可愛がられています。

最初にブルーノートで演奏したときは1夜限りだったと思いますが、
20歳そこそこ、動物モチーフの被り物をして、まだまだ少年の
面影がありました。
2度目の来日の時は、インストアイベントも行い、
気楽に話しかけることができました。
今年は9月25,26日の2日間、4回公演とジャズフェスティバル
出演でした。フェスの方はあきらめて、その分ブルーノート公演に
つぎ込んだのですが、結果的にフェスが出演者問題でキャンセルとなり、
彼を見ることができるのが、青山の高級ジャズクラブ、ブルーノート公演のみに。

演目はスティーヴィー・ワンダー、バート・バカラック、
ガーシュウィンなどの名曲をオリジナルアレンジしたものと、
本人の楽曲だったのですが、毎回ちょっとだけ違っていました。
特にアンコールのビートルズのブラックバードはうっとりする
ような素敵なアレンジでした。

ステージでは、声も、演奏も(特にピアノ)もうっとりさせる魅力が
あり、ファンキーな曲ではお客をのせ、歌わせ、自身も
会場を走り回り(ブルーノートでそんなのを見たのは初めて)、
元気いっぱい。それでいて、公演のためのスタッフやお客さんへの
感謝も忘れない礼儀正しさ。
初日のセカンドステージの後だけ、サイン会が開かれて(今までは特に
そういう形でなくても交流できたのですが)延々と続くファンに対応
していました。

これでまだ、23歳。でもすでにグラミー賞では二部門受賞しています。
単なる天才児ではなく、毎回すべてにおいてスキルアップしている
ところを見ると、世界中を公演で飛び回っているのに、
天狗にならず努力を怠らないのがわかります。
だんだん人気が上がってきて、取りにくくなると
ちょっと寂しいような気がしますが、今後も応援し続けていくつもりです。

日本では欠かさず聴きに行っていますが、そのうち彼の地元、
ロンドンでも聴いてみたいなあと思います。
まだ、彼を未体験の方はまず彼のサイトで動画をチェック!
http://www.jacobcollier.co.uk/home#start
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